日系ブラジル人の男性と国際結婚したmimiです。今回は、婚姻届を出した後に「別姓にするか」「同姓にするか」を選択しなければならない苗字の変更についてです。

配偶者が外国人なら、夫婦別姓が可能!

料理をする家族

日本では、現在、夫婦別姓は認められていません。しかし、これは、日本人同士の結婚に限りです。あまり知られていないかも知れませんが、国際結婚ならば、夫婦別姓の選択が可能となります。日系ブラジル人と結婚した私は、婚姻届を出した時に「苗字は変更しますか?」という質問を受け迷いました。当初、苗字を変更する予定でしたが、疑問に思うことがあり、一旦は夫婦別姓の選択をしました。こちらの記事では、外国人の苗字へ変更する際に抱く素朴な疑問の解説と、また実際に短期間ですが、日本での夫婦別姓の経験も紹介していきます。 

外国人と結婚した日本人も「通称」使えるの?

クエスションマーク

さて、まず、一つ目の疑問ですが、「通称」についてです。日本に住む、外国人の方は本名とは別に、日本で使う名前を「通称」として登録する事ができます。本名がとても長い外国人については、この「通称」はとても便利で、日本での大抵の書類、契約書などはこの「通称」が使用できます。国際結婚をした人で、苗字を外国の姓に変えて、それが長かったりすると、何かの手続きの度に大変だと思います。それで、この「通称」を国際結婚した日本人配偶者でも使えるかを役所に聞いた所…

この通称は、外国籍の方のみ登録できるので、日本国籍の方は登録できません。

と返答いただきました…。 つまり、日本人は国際結婚して、苗字がどんなに長くなっても、名前を省略できる「通称」は使えないんですね。これは、不便なので、改正してもらいたいですね。残念。

日系外国人の夫。日本の苗字が入っているけど、漢字は使えるの?

日系ブラジル人の夫は祖父が日本人の為、日本の苗字があります。(下記のような感じ。)

例:ロドリゲス サカモト ジュニー エンリケ  

パスポートに記載している名前を正式名とするので、もちろんローマ字で記載されており、漢字は使われていません。しかし、夫は、通称で「坂本 ジョニー」のような漢字を使っており、普段は、この名前を使っています。さて、妻となった日本人の私は、通称は使えないにしても、漢字は使ってもいいのでしょうか?

役所の答えは…

戸籍上の記載がカタカナになってしまうので、正式な書類では漢字は使えません

え〜。想像しただけで、不便すぎる気が…。というか、名前変えるメリットある?

と思い、しばしば固まっていると、「どうしても、漢字を使いたい場合は、家庭裁判所で許可を得てから役所で手続きして下さい。」との事。子供が産まれてからも、やっぱり漢字はあったほうが便利だと思い、その場で苗字の変更はせず、「夫婦別姓」の選択をしました。

夫婦別姓の選択

さて、苗字の変更も大変そうだし、一旦は「夫婦別姓」でいいか。と考えていた私でしたが、1年程、夫婦別姓で生活しながら、生活の中でちょっとした、不便さを感じました。

困った顔の家族

デメリット1. 銀行で夫婦共同口座を作れない

まず、一つ目は、銀行での手続きができなかった事。夫婦共有で使える口座を開設したいと言って、手続きをしている時に、名前が、夫と違う旨を指摘され、外国人である事を説明するも、別姓では作れないと言われてしまいました。

日本では、国際結婚でなくとも共有名義の口座を作ることはできず、どちらかの名義で口座を作り、代理人カードを作ってお互いが管理できる口座を「共同口座」というようですが、別姓だと、この「代理人カード」を作れない。という事で理解しました。

デメリット2. 家族クレジットカードが作れない

ブラジル人の夫はクレジットカードを持っておらず、永住ビザも持っていないので、クレジットカードが作れませんでした。私のクレジットカードで夫でも使える「家族カード」を作ろうと思ったのですが、発行条件に同性のご家族というのが入っているようで、別姓という事を理由に、こちらも作れませんでした。

デメリット3. 毎回、夫婦別姓について説明する

友人、親戚、契約や書類手続きの際、夫婦揃っての自己紹介の際、子供について聞かれた時、など、いちいち、別姓について説明しなくてはならない事が多かったです。

結果:別姓による不便もあり同姓へ

woman surrounded by sunflowers
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普通に生活してて、困ったのはこれくらいですが、いつも何か書類上の手続きや契約事などがあると、夫婦別姓でひっかかるんじゃないかと、心配もあり、やはり不便だったのは間違いないです。デメリットしか書いてませんが、メリットももちろんあります。銀行とかクレジット、その他の変更手続きをしなくていいです。結局、同姓に変える事にして、家庭裁判所で、漢字使用の申し立てもしました。上記のような不便が無ければ、わざわざえ苗字を変更しなかったと思います。裁判所で氏の変更をする方は家庭裁判所での苗字の変更についてもチェックしてみて下さいね!